今年もやってきました。経営学部のゼミ研究報告会。
ここ何年かはコロナの影響でオンラインだったりしましたが、今年は対面形式が完全復活!
この日を目指して、1年間ゼミの仲間で奮闘してきました。
加藤ゼミは、以下の5つの発表を行いました。
- ユニ・チャームの海外展開 ~チャレンジャーの戦略~
- コロワイドvs.すかいらーく ポジショニングマップによる業態展開分析
- ニトリ:企業成長と戦略転換
- イオンの業態別戦略:競争優位の積極展開/隠れた競争劣位の解消
- 任天堂の収益化戦略:コアユーザーへのリカーリングとIPビジネス
2では、学生だけでなく教職員の方にも、コロワイドとすかいらーくが運営する主要な外食チェーン業態についてのイメージ調査に協力していただきました。250サンプルくらい集まり、おもしろい研究につながりました。
ご協力ありがとうございました。
経営学部の伝統で、司会も学生の担当です。受益者負担の原則で、発表数が多いチームに司会が割り当てられます。早めに発表が終わったチームから司会を交代で担当します。フロアから質問が出ないときは、司会者が質問するのが掟。それでも時間が余ったら....ゼミ全体で、司会チームをフォロー!いつもゼミで質問しているので、このあたりはみんな得意!ゼミでの発表からわずか2日後、全チームともすごい成長です!
追い詰められた時の集中力や、チームが結束したときのパワーが実感できたのでは?全ての発表と司会が終わり、全員集合です。仲間の顔を見てほっ。よっしゃー!と叫んだり、ちょっと後悔したり。でもやりきったよね。お疲れさまでした!1 ユニ・チャームの収益率や海外売上比率は、国内最大手花王より優れている!特にアセアンでの強さは圧倒的!その理由は、チャレンジャーととしての独自戦略にあるのでは???
2 2大外食チェーンであるコロワイドとすかいらーくの成長戦略の手法は、M&A主体か自社開発中心かで対照的。外食市場全体を多業態化で攻略していったプロセスを、主要チェーンのイメージ調査から明らかに。
3 ニトリは○○年増収増益を続けている成長企業ですが、企業の戦略や経営は企業規模によって異なり、転換点を乗り越えられない企業の成長は止まってしまう。では、ニトリは節目でどう戦略を転換していったのか?
4 イオンは今や日本一の小売グループですが、実はグループ最大のSMセグメントの収益性は低い?代わりに強いのは、○○セグメントだった!
5 スマホゲームの世界的普及で、収益源のゲーム機依存ビジネスは転換を迫られていたのに、任天堂はスマホゲームからほぼ撤退状態。株主大反発!しかし、任天堂が選んだ新しいビジネスモデルは、他企業の模倣が困難な独自のものだった。